皆さんこんにちは!
高知県高知市を拠点に型枠大工工事を行っている
有限会社小笠原技建、更新担当の富山です。
~設計初心者でもわかる!3Dの仕組みと考え方~
BIMや3D設計の話題が増える中で、
「ポリゴン?サーフェス?ソリッド?何が違うの?」と感じていませんか?
ここでは、3Dモデリングの3つの基本形式と、
それぞれがどのように建築・設備・デザイン分野で使われているかをわかりやすく解説します✨
3Dモデリングとは、コンピューター上に“立体”を作る技術。
形・大きさ・質感を持ったデータとして、実物をシミュレーションできるのが特徴です。
たとえば、
建築ではBIMモデル(建物全体の情報モデル)
製造ではCADモデル(機械・部品設計)
デザインではCGモデル(視覚表現)
といった形で、それぞれの目的に合わせた手法が使われています。
三角形・四角形の面(ポリゴン)を組み合わせて立体を作る手法です。
ゲームやCG映像などで使われ、形状の自由度が高いのが特徴。
長所:滑らかな曲線・自由なデザインに対応
短所:寸法精度が低く、正確な構造設計には不向き
見た目のリアルさ重視。
「デザイン重視のビジュアル表現」に向いています。
表面(サーフェス)を定義して形を作る方法。
曲面がきれいに再現できるため、外装デザインや工業製品設計でよく使われます。
長所:滑らかな表現と自由な造形
短所:体積情報がなく、構造解析や数量算出には不向き
車や家具、家電など“形の美しさ”を求める設計に最適。
体積を持つ立体(Solid=固体)として形状を作成。
内部の構造や厚みまでデータ化でき、現実に近い精度が得られます。
長所:寸法・体積・重量などの数値計算が可能
短所:データ容量が大きく、処理に時間がかかる
️ 建築・設備・製造のBIM/CADで主流。
「正確に作る」「解析する」用途に最適です。
3Dモデリングの中でも、建築業界では「BIM(Building Information Modeling)」が注目されています。
BIMは単なる立体図ではなく、
材料・コスト
構造・施工情報
メンテナンス情報
など、**建物のすべてを“データベース化”**した設計手法です。
つまり、BIMは「建物そのものをデータで再現する」仕組み。
設計から施工、維持管理までを一本化できるのです。
施工前シミュレーションで干渉・寸法ミスを防ぐ
見積り・数量算出の精度向上
メンテナンス計画の可視化(長期管理に強い)
チーム共有が容易(データをクラウドで連携)
特に若手技術者や新人設計者にとって、
3Dモデルは「理解の早道」。
現場感覚をつかみやすく、成長スピードが加速します
今後は、AIやクラウド、AR(拡張現実)と連携した**“スマート施工”**が主流に。
現場でタブレットをかざせば、建物内部の配管や構造が見える――
そんな未来がすぐそこまで来ています。
3Dは単なる図面ではなく、「建設をデジタルで管理する武器」。
次世代の施工・設計現場に欠かせないスキルです。
| 種類 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| ポリゴン | 面で立体を表現 | CG・デザイン |
| サーフェス | 曲面を再現 | 外装・製品設計 |
| ソリッド | 体積・寸法情報を持つ | 建築・BIM・解析 |
3Dモデリングを理解することは、
「図面を描く」から「情報を作る」時代への第一歩。
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皆さんこんにちは!
高知県高知市を拠点に型枠大工工事を行っている
有限会社小笠原技建、更新担当の富山です。
~“ミスゼロ”を叶えるデジタル施工の新常識~
図面は正しく描いていたのに、
「現場で梁と配管がぶつかった」「ダクトが天井に収まらなかった」――
そんな施工トラブルを経験したことはありませんか?
これらの多くは、2次元図面だけでは立体的な空間把握が難しいことが原因です。
そこで今、多くの設計・施工会社が導入しているのが「3D展開(3Dモデルによる干渉チェック)」です。
3D展開とは、建物や設備を立体的にデジタル化して可視化すること。
図面を立体に起こすことで、現場で起きる“想定外”を設計段階で発見できます。
これにより、
設備や配管の干渉トラブルを防ぐ
寸法の誤差を事前に修正
材料・部品の重複発注を防止
現場での作業効率アップ
といった効果が得られます。
従来の2D図面では気づけなかった、梁と配管の交差部分。
3Dモデルで全体を可視化することで、
実際の高さ・角度・距離を立体的に確認し、ルートを変更して干渉を回避できました。
結果、現場での手戻り作業はゼロ。
施工日数も短縮し、コスト削減にもつながりました。
3D展開では、部材一つひとつに“データ”が紐づけられます。
そのため、長さ・体積・数量が自動で算出され、
発注段階での誤差や余剰在庫を防ぐことが可能になります。
🎯これにより、「足りない」「余った」といったロスが激減。
正確な見積りと在庫管理が実現します。
現場では、図面よりも「3Dで見た方が早い」。
タブレットやスマホで3Dモデルを表示すれば、
「この部分をあと10cm下げて」「この経路で配管を回す」といった指示も視覚的に伝達できます。
言葉の食い違いや認識ミスが減り、現場全体の連携がスピーディーになります。
3D化によって、施工の品質と安全性も向上します。
図面上の矛盾を解消し、事故リスクを低減
部材配置を確認して、作業スペースの安全確保
建築・電気・設備の**協調設計(コーディネーション)**を実現
💬「見える化」することで、現場は安全に、そして確実に進む。
それが3D展開の最大の価値です。
干渉・寸法誤差・重複発注などの施工トラブルを未然に防ぐ
正確な数量算出でコストを最適化
現場の情報共有がスムーズに
安全性・品質の両面でメリット
🧩“3D展開=ミスを防ぐ可視化”
それはもう特別な技術ではなく、新しい施工の標準です。
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